園長挨拶 | 園について | 仙台白百合学園幼稚園

園について

園長あいさつ

小さな子ども達はひとりでやってみたい事が沢山あります。出来ないのではなくやり方が分からないのです。私たち教師は一人ひとりに寄り添い、お手伝いをして参ります。実際に自分の手を使い、見て触って感じてひとりで出来た時の満面の笑顔は最高のプレゼントです。興味関心は其々ですが「ひとりでできた」体験が自信になり自立(自律)に繋がっていきます。様々な体験を繰り返し積み重ね、自己肯定感を抱き、「もっとやりたい。もっと知りたい。」と挑戦する種になります。

本学園の建学の精神であるキリスト教の愛に基づく全人教育を通して社会に貢献できる人間の育成を目指します。
「あなた方は世の光である」マタイによる福音書5章14節は自分の光を皆の為に輝かせるように互いを尊重し、周りの人と協力して生きる。
人は誰でもそのままでかけがえのない存在であるとあります。この聖書の言葉を心に留め、ありがとうの感謝する心、安心して過ごせる場所であるように心掛けています。

幼稚園は子ども達にとって初めての集団生活の場になります。人としての土台をつくっている大切な幼児期に温かい雰囲気の中、自分で考える力を育んで参ります。

仙台白百合学園幼稚園 園長 原口 真由美

沿革

1696年(元禄9年)

フランスのシャルトル郊外にある村「ルヴェヴィル」で、シャルトル聖パウロ修道女会は生まれました。戦争で貧困にあえぐ人々への奉仕と教育活動が、ここからはじまりました。

1893年(明治26年)

仙台白百合学園の前進である「私立仙台女学校」が修道院長スール・ザークを中心に開校。初代校長に芳賀俊吾先生が就任しました。

1907年(明治40年)

文部省管轄の学校に昇格し、「私立仙台高等女学校」となりました。後に「仙台高等女学校」と改称。

1945年(昭和20年)

仙台大空襲により校舎を焼失。焼け残った「ルルドのマリア像」が学園のこころの拠りどころとなりました。

1948年(昭和23年)

学制改革に伴い、中学・高校を設置し、校名を「仙台白百合学園」と改め、校章も梅の花から百合の花へと一新されました。

1998年(平成10年)

自然豊かな環境の中、花京院で過ごした105年の伝統を土台に、新たな発展を目指し、泉区紫山へ校舎移転。